はじめに
タイトルの通り、ここでは「クリアしたけどレビューする予定はないゲーム」についてつらつら書いていきます。
このブログは、「クリアしたゲームの備忘録を残す」というコンセプトのもと始めましたが、中には「クリアしたけどレビューしていない作品」も何本か存在します。
なぜレビューしないのかというと理由はシンプル。書く気が起きないからです。
じゃあなんで書く気が起きないのか。
その理由を以下詳しく書いていきたいと思います。
※クリア後の観点から書いているのでネタバレしまくってます。ご注意ください
タイトル一覧
絶対絶望少女
スパイクチュンソフトから出たダンガンロンパシリーズの外伝作品。
ダンガンロンパ1と2の間を描いており、苗木の妹こまると1で登場した腐川の二人をメインに据えたシリーズ初のTPSとなっています。
ゲーム自体はつまらなくはなかったんですが、ストーリーのテイストが全く合いませんでした。
とにもかくにも敵に魅力を感じない。
このゲームに登場する敵は、「希望の戦士」という江ノ島盾子の影響を受けた5人の小学生。
5人は大人(主に親)から虐待を受けていた過去があるため大人を憎悪しており、見つけた大人は皆殺しにして弄ぶというシリーズでもかなりバイオレンスなことをやらかしてます。小学生がですよ?
流血/グロ描写は間違いなくダンロン史上最多です。
しかも自分らが殺した死体で無邪気に遊ぶという倫理ぶっ壊れのサイコっぷり。(ex.死体を動かして鬼ごっこ、死体でオブジェを作るなど)
この時点で悪趣味すぎて拒絶反応。
さしもの江ノ島もそこまでやってねぇよ・・・。ってか君達出るゲーム間違えてない?と思わずにはいられませんでした。
その上キャラ描写もかなり薄っぺらい。おかげで感情移入どころではなく、最後までやっても嫌悪感しかなかった。
なのに虐待受けたトラウマ発動してる時だけくどいくらい力入ってるのも気色悪い。いやそんなんじゃ同情できないレベルのやらかしてるよ君達。
まぁでもこいつらに制裁を加えられるならと進めていって倒しても、相手が子供なためか明確なおしおきはなく、なんかふわっと退場して終わりという。
※なお5人全員最後まで生存します
明らかに罪と罰のバランスが成り立ってないです。
サイコポップとは言え、犯した罪には明確な罰(おしおき)が下されるのがダンロンのいい部分であり面白いところだと思うんですが・・・。CEROに屈した部分もあるんでしょうねおそらく。
この点が気に食わなくてレビューはしませんでした。外伝とは言え守るべきところは守って欲しかった。
というかこのゲームそこぐらいしか書きたいことがなく、レビューという体裁をとれずお蔵入りに。
下書きは一応書いてたんですが、上記の理由で消しました。
ニューダンガンロンパV3
過去作と直接の繋がりはないものの、シリーズの流れを受け継いだ作品。
世界観や舞台は一新されましたが、ゲームシステムは正統進化しており、シリーズを重ねたことで円熟の域に達しています。
が、終盤の身も蓋もない展開のせいで賛否両論凄まじく、シリーズ屈指の「人を選ぶ作品」になってしまっているのが色んな意味での特徴。
「レビューしなかったゲーム」という記事でこのタイトルを挙げている点からお察しいただけると思いますが、自分はこの作品に対しては否定的です。断じて否です。
その理由は言うまでもなく終盤の流れ。
長くなるので詳細は書きませんが、悪趣味さここに極まれりと言わんばかりの展開にほとほと愛想が尽きました。
本人ではないとは言え、苗木や霧切などの過去キャラのボイスであんな台詞は聞きたくなかった。
これが没にならないのが良くも悪くもダンロンを象徴しているのかなと。
あと(ネタバレ注意:キーボの覚醒)も正直「は?」って感じでした。
こんだけ悪趣味な展開にしておいて「これで盛り上がるっしょ?」は通じないんだよなぁ・・・。
が、一方で評価できる部分もあり、事件のトリック自体はかなりレベルが高いです。
特に1話の「解決したのになんかしっくりこない」という違和感が最終話の伏線になっているのは舌を巻きました。
血痕はそうはならなくない?と思ってたらなるほどそういうことかと。
それだけに終盤はほんと残念だった。メタネタもここまでやられるときつい。
「終わり悪けりゃ全てダメ」を地で行く作品だったと思います。
ゲームから映画の話になってしまいますが、方向性に似た部分がある『ネタバレ注意(シンエヴァ)』を観た後は、驚くほど自分の中で綺麗にシリーズが終わり、得も言われぬ爽快感すらあったのに、V3は後味の良くないものを残しつつ悪い意味での「さよなら」でした。
スーパーロボット大戦X
VXT三部作のうち二作目にあたる作品。
ファンタジー要素全開の異世界が舞台という特異な世界観が特徴で、ファンタジー×スパロボという一際珍しいテイストのスパロボになっています。
自分は昔から異世界系はあまり得意じゃなかったので、VTはクリアしてもXは敬遠してたんですが、真ん中だけ抜けてるのも気持ち悪いなということでプレイすることに。
が、異世界要素を抜きにしても
・主人公が地味
・鳥がうざい(男主人公時は顕著)
・敵に魅力がない&幹部が少ない
・主人公機の後継機がない
・Vからの使い回しが多い
・ps4版はスクショできない
と、残念に思う点が多かったです。
主人公はあまり版権キャラに絡まないし(みんなが集まってる円の外で一歩引いて見ている感が強い)、鳥は最後までうざくて愛着が沸かないと、オリジナルキャラは微妙でした。
この点は人によって感じ方は違うと思いますが、自分はあまりいい印象はありませんでしたね。スパロボは主人公に感情移入できないとなかなか辛い。
あと設定上仕方ないとは言え、後継機がなかったのはかなり残念。技はかっこいいけど。
でもレビューしなかった一番の要因は、最後に挙げたスクショできなかったからというのが大きいです。
自分はスクショを基に記事を書くことが多いので、スクショないなら書いてても読んでても面白くないだろうなと思い断念しました(ゲーム自体はちゃんとクリアしましたが)。
ゲオに買いに行ったらたまたまスイッチ版がなかったのでps4版にしたんですが、完全にそれが仇になりましたね。
The Surge2
パワードスーツ×ソウルライクな死にゲーという独自の路線を生み出した『The Surge』の続編。
前作の世界観を踏襲しつつも遊びやすさ/快適さが増しており、一つのゲームとして磨きがかかりました。
・・・書きたいことは以上です。
はい。これに関してはこれ以上書くことが思いつかなかったのでレビューせず、というかできませんでした。
決してつまらなくはないんですが、とりたてて面白いかと言われると答えに困る感じ。
ストーリーもダクソ2より難解でよく分かりません。
ただ、上手くやりくりすればセーブポイントに立ち寄らなくても回復リソースが尽きない点、パリィも判定がユルユルで成功しやすいなど、ソウルライクなゲームとしては進めやすいです。
というかこのゲームパリィが強すぎる。成功すれば雑魚だけでなくどんなボスも怯みます。
その上どのタイミングでパリィすればいいか教えてくれるアシスト装備もあるので、パリィに慣れたら結構ぬるいです。パリィゲーと言っても過言ではない。
なので死ぬほど死にゲーに飢えている方はもちろん、あまり死にゲーに馴染みのない方でもプレイしてみるのもいいかもしれません。
・・・あれ、意外と書くことあるな?
おわりに
以上、クリアしたけどレビュー予定のないゲームの紹介でした。
実はこれ以外にもクリア済みのゲームが何本かあるんですが、そちらはレビューする予定があるのでここでは除外しています。
じゃあなんで記事にできてないかって言うと、まだ上手く咀嚼できてなくてちょっと言語化が滞ってるんですよね。目処が立ったら投稿するつもりではいます。
まぁもしかしたらここにラインナップされるかもしれませんが・・・。