『お姉チャンバラORIGIN』クリア後感想 1&2のリメイク版/シリーズの原点が今蘇る【ネタバレ注意】

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はじめに

ここでは、お姉チャンバラORIGINのクリア後感想をつらつら書いていきます。

※クリア後の観点から書くのでネタバレ注意です

ちなみに自分は、お姉チャンバラはこれが人生初プレイになります(クソにわか)

ゲーム概要

ストーリー

(ゲーム前半)

舞台は屍霊(ゾンビ)が跋扈する日本。

呪われた一族―忌血族の血を受け継ぐ屍霊ハンターの彩は、死んだ母の仇を追う父と、幼い頃に生き別れた妹・咲を探して各地を放浪していた。

そんなある日、情報屋のレイという女性から咲の目撃情報が入ったことを告げられる。

現場に向かう彩。と、そこに妹から一通のメールが。

「彩、お前はお母さんのために死んでくれる?」

メールの意味は何なのか?妹は何をしようとしているのか?

真意を確かめるため、彩は咲のもとへ向かう。

(小さい時に生き別れたはずの妹がなんで姉のアドレス知ってんだ?というツッコミはなしでお願いします)

(ゲーム後半)

激闘の末和解した彩と咲。

母を殺した犯人は、母を蘇らせるという根も葉もない甘言で咲を惑わせたエヴァという忌血族の女だった。

そしてエヴァが仇ということは父も知っているらしい。

エヴァの足取りを追う父を見つけるため、そしてエヴァを倒すため、姉妹の戦いが今始まる。

ゲームシステム

基本操作

  • 〇ーパリィ
  • ×ージャンプ
  • □ー通常攻撃
  • △ー強攻撃
  • L1ーリロード
  • L2ー武器切り替え
  • R1ーロックオン(L3で対象変更)
  • R2ー回避
  • 方向キー↓で操作キャラ交代(ゲーム後半から可能)

※キーコンフィグは不可

(備考)

・パリィに成功すると敵スタン値増加(雑魚は確定でスタン)、最大になるとスタン

・操作キャラ交代で控えに回ったキャラはHPが徐々に回復

彩と咲の性能

・万能型のオールラウンダー

・オールマイティな一刀と威力はやや低いが手数に優れた二刀を使い分ける

・集団戦が得意

・彩に比べるとやや癖のある性能

・攻撃速度が遅い代わりに威力と範囲に優れる大太刀と攻撃速度の速い撲殺モードを使い分ける

・タイマン性能が高い

基本アクション

クールコンビネーション―攻撃直後タイミングよく攻撃すると攻撃力と攻撃速度が上昇

クールフィニッシュ―敵がスタン状態の時□×

彩の場合・・・前方に進みながら一閃

咲の場合・・・敵1体を拘束して確殺

エクスタシーコンビネーション―エクスタシーゲージMAXの時〇△

彩の場合・・・(一刀)前方の敵を一閃/ (二刀)前方の敵を切り刻む

咲の場合・・・(大太刀)前方に向けて斬撃を飛ばす/(撲殺)前方にラッシュ攻撃

※エクスタシーゲージはパリィ成功時orジャスト回避で溜まる

暴走状態と忘我状態

暴走状態

・敵を倒すと穢れゲージが増加し、これがMAXになると自動で発動

・防御力が下がるが、攻撃力/攻撃速度が上昇

忘我状態

・暴走状態で攻撃し続けると自動で発動

・暴走状態以上に攻撃力が上がり、スーパーアーマーが付与される

・忘我中はHPが常時減少していくが攻撃を当てる度に回復

※これら二つの性能は彩と咲いずれも共通

感想

システム周りの基本説明が長くなりましたが、感想に入ります。

良かった点

手軽にできる爽快アクション

このゲーム出てくる敵の大半はゾンビなので、基本無双しつつ先に進めます。

アクションも難しい操作はなく、ボタン連打で手軽に爽快感を味わえるのはgood。

ただ、Z指定らしくスプラッター表現がやや過激です。

そのため(ゾンビの)血が噴き出たり(ゾンビの)首が飛んでったりするんですが、でもそれがかえって爽快感に繋がってます。

なので言うほどグロさは感じませんでした。

特長がしっかり差別化されている操作キャラ

本作は彩と咲をリアルタイムでスイッチしつつ戦うんですが、二人とも性能が差別化されていて使い分けしやすかったです。

ゾンビが大量に出てくる時は乱戦に強い彩で、武装したゾンビや巨漢ゾンビなど耐久力が高い敵はタイマンに強い咲で、という感じで運用できました。

もちろん好きな方をずっと使うこともできます。

悪かった点

ボリューム

ストーリーモードはかなり短いです。

自分は初見ノーマルでやったんですが、大体5時間ちょっとでクリアできました。

クリアタイムがスコアに換算されないほど遅い時があった自分ですらそんな感じです。

なので上手い人は4時間台余裕でしょう。

このゲームは高難易度やエクストラモードが充実しているタイプのやり込みゲーなので、ストーリー目当てで買う場合はその辺り覚悟を持った方がいいかと。

テンポの悪い状態移行

システムのところで書いたように、穢れゲージが最大になると暴走状態、上手くいくと忘我状態になるんですが、これらの移行演出がちょっと長いです。

ゲージ最大から暴走状態になるまでは大体3.5秒暴走から忘我状態になるまでは5秒近い演出が入ります。

その間は無敵なので敵から攻撃される心配はないんですが、こちらは全く動けないので正直テンポは悪いです。

しかも任意ではなく強制発動なのでコントロールができず、気持ちよく攻撃してる時に移行されるとちょいちょいちょい!となります。

強制はともかく、演出は長くても3秒ぐらいにしてほしかったです。

発動がいまいち安定しないクールフィニッシュ

敵のスタン中、□×でクールフィニッシュという特殊攻撃ができるんですが、これの発動が安定しませんでした。

というのも、 この技は敵に□×と表示されている最中に入力しないと発動せず、失敗した場合はジャンプが暴発してしまうからです(□攻撃はジャンプでキャンセルされるためそのような挙動になる)。

そのため、下手くそな自分は暴発ジャンプがかなりありました。

特に焦ってる時とか力んでる時は笑えるほど失敗しましたね。

ここはキーコンフィグで変えられるとありがたかったんですが・・・。

おわりに

細かい部分で気になるところが多かったですが、アクションゲーとしては良くできたゲームです。

流石シリーズ15年続けているだけはあります。

が、フルプライスとしては正直物足りなさは否めないかなーと。

ただ、本作はあくまでリメイクなのでそこは留意しておきたいですね。

それと書きそびれたのでここで書きますが、おいろけ要素はそれほどありません。

強いて言うならお姉ちゃんとエヴァの恰好がエロいのと、せいぜい妹のスカートの中が見えるくらいですかね。

というわけで、CEROのレーティングを引き上げてるのはほぼゾンビです。

この恨みつらみはゾンビにぶつけましょう。

 

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