『V!勇者のくせになまいきだR』クリア後感想 VRで世界征服/目玉は間違いなくムスメちゃん【ネタバレあり】

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はじめに

ここではV!勇者のくせになまいきだRをした感想をつらつら書いていきます。

※クリア後の観点から書くのでネタバレ注意です

本作は勇者のくせになまいきだシリーズの新作で、破壊神として魔王の代わりに世界征服をしていくというシミュレーションゲームです。

ちなみにタイトルは誤りではありません。

ゲーム概要

ストーリー

破壊神として魔王に召喚されたあなた。

召喚のために全ての力を使い果たしてしまった魔王に代わり、世界を征服するのがあなたの使命です。

これといった義理はないですが、不甲斐ない魔王の野望を叶えてあげましょう。

本作の特徴

敵は勇者

主人公は魔王サイドの人物なので敵は勇者ら人間達となっており、プレイヤーから見た対立構図が従来のRPGとは異なっている。

というわけで当然戦い方も人間とは違い、質で戦う勇者に対して物量で圧すといういかにも魔物らしい戦いが基本となる。

そうして勇者をなぎ倒し、勇者が守る城を攻め落としていくのが本作のクリア目標である。

が、気の抜けるタイトルから察せる通りシリアス要素は一切ない

ゲームオーバーになると勇者が魔王の城に侵入してくる。

といっても「俺らも忙しいからとっとと終わらせる」というような軽いノリで非常にコミカル。

連行される魔王とそれを見ている破壊神(プレイヤー)。

勇者はプレイヤーが見えていないのかスルーしているのか不明だが、こちらには全く反応しないちょっと寂しい

魔物を育てるRTS

配置できる魔物は6種類

前述の通り、魔物を配置・繁殖させ物量で攻めていくというのがプレイヤーの基本戦術となる。

なのでとにかく数を増やし軍勢を整えることが重要。

魔物を配置するにはカリス魔というコストが必要で、これは主に勇者を倒すことで入手できる。

上位の魔物になっていくにつれ、必要となるカリス魔は増えていく。

また、魔物には動物と同じように食物連鎖が存在し、

・フィールドに咲いている魔しずく

・魔しずくを食べるニジリゴケ

・ニジリゴケを食べるガジガジ虫

・ガジガジ虫を食べるトカゲおとこ

というように捕食-被食の関係が成り立っている

当然上位の種ほど強力で、単体で勇者と渡り合うことも可能。

この関係を踏まえつつ、いずれの種も餓死しないようできるだけ個体数を適切に保ちながら強い軍勢を作っていく。

なお、ゲームシステム的にオスメスの概念はなく、(一部を除き)どの魔物も餌さえあればほぼ際限なく繁殖する。

また繁殖だけでなく、魔物を掛け合わせることでより上位の魔物を召喚することも可能

戦局を左右する破壊神スキル

魔物を繁殖させたり宝箱からスキルポイントを入手することで、破壊神スキルという特殊なスキルが使用可能。

破壊神スキルには

・勇者の頭上から一定範囲に落ちる魔のいかずち

・敵の拠点へ一斉攻撃を指示できる魔の進軍

・一定範囲の魔物をパワーアップさせる魔の覚醒

といったスキルがあり、魔物の配置・召喚ぐらいしかできないプレイヤー(魔物は繁殖から戦闘まで自律して行う)にとって能動的に動ける貴重なチャンスでもある。

感想

良かった点

ムスメがかわいい

とにかくこの点につきます。

主人公を呼び出した魔王にはムスメがいるんですが、このムスメ(年齢10万14歳)がとにかくかわいいです。

本作の魅力を100とするなら、そのうち半分以上をムスメが占めているといっても過言ではありません。

ぶっちゃけ自分もほぼほぼムスメ目当てで買いました。

また、ステージをクリアするごとにムスメ専用のイベントが発生したり、こちらのアクションに反応したりしてくれたりと開発スタッフの気合いの入れようもはっきり分かります

と、文章で説明するより実際見ていただいた方が早いと思うので、以下ムスメのスクショを貼っていきます。

スクショはまだまだあるんですが、こればっかだと記事の趣旨が変わるのでこの辺で。

気になった方は是非とも製品版をどうぞ。

と、ゲームそっちのけでムスメと戯れてばかりだと、呆れているのか苦々しく思っているのかシケ顔になる魔王も面白いです。

酔いづらい

本作は急激な視点移動や場面転換がなく、VRゲーの中ではかなり酔いづらい部類に入ると思われます。

そのため自分の場合気分が悪くてゲームを中断するということがなく、クリアするまで快適にプレイできました。

酔いのせいでVRを敬遠しているという方にもおすすめできるレベルです。

悪かった点

ボリューム

本作は全15ステージあり、1ステージあたり大体5分ちょっとでクリア可能とボリュームは少なめです。

じっくり会話を聞きながらやってもおよそ3時間程度でクリアできます。

詰まる部分も最終ステージと中盤の大きい橋が架かっているステージぐらいで基本的にほとんどありませんでした。

なので人によっては物足りないかもしれません。

おわりに

ボリューム不足なのが残念ですが、それ以外は特に不満もなくよくできたVR作品だと思います

発売当初は定価5000円とやや値段が張りましたが、現在は廉価版のバリューセレクションも出ており、こちらは新品でも3000円弱で購入可能です。

気になった方は是非いかがでしょうか?

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