はじめに
ここでは、星の賢者ガイゼンボーガの性能についてつらつらと書いていきます。
と、その前にガイゼンボーガ本人について簡単に説明すると、
・とにかく戦いが好き(公式プロフィールでは趣味:戦争)
・ひたすら戦い続けた結果(スターとの契約で)痛みを感じない身体となったため、痛みを感じるほどに自分を燃え上がらせる戦いを所望している
という「戦車」の異名に恥じぬ苛烈で向こう見ずな性格の持ち主です。
まぁそういうキャラなので、性能もある意味脳筋ですと言わんばかりのものになっています。
ただ運用面では、敵と殴り合う本人をいかにサポートするかという点で考えることが案外多いです。
ということで、性能はどのようなものなのか見ていきたいと思います。
エスタリオラの性能解説はこちら↓
大まかなキャラ概要
ガイゼンボーガの性能は以下の通りです。
アビリティの詳細については後述しますが基本的には、
3アビの不死身効果を維持しつつ、
1アビで火力と敵対心を上げ、
敵の大技に合わせて2アビで味方をかばう
という運用がメインとなります。
上記を一言でまとめるなら、ガンガンヘイトを稼ぐタンク要員兼アタッカーといった感じでしょうか。
その性質上周回向けというより高難易度で輝くタイプのキャラと言えます。
基本性能
属性:光
種族:ドラフ
タイプ:攻撃
得意武器:格闘
アビリティ解説
1アビ パンツァーファウスト
ターゲットに関わらず17回ダメージ
自分の敵対心UP(累積)
鉄腕Lvが上昇(最大3)
ダメアビ+敵対心・固有バフの鉄腕レベルを上げるアビリティです。
鉄腕レベルは「通常攻撃・カウンターによる与ダメアップ、およびそれらのダメージ上限が上昇」という効果です(レベル1つにつき5%アップ) 。
敵対心の累積数は最大3(回復不可)、鉄腕レベルも同様に最大3(消去不可)となっており、3回使えば両方ともMAXまで持っていくことができます。
火力を上げつつヘイトを稼ぐことができるので、光シャルロッテやハロウィンハレゼナといった被弾を嫌うキャラとの相性は良好です。
ちなみに、17回ダメージという回数は全キャラ最多となっています(次点はキャタピラ&ヴィーラの16回)。
そのため発動演出がおよそ4秒と長い上に、一発ごとのダメージも最大5万ちょっとと低めなのがネック。
2アビ ドレッドノート
自分にかばう効果(全体)
カウンター効果(被ダメージ/3回)
希少価値の高い全体かばうです。
基本的に全体かばうは一度使えば戦闘不能、良くて瀕死の捨て身に近いアビリティですが、 ガイゼンボーガの場合3アビがかかっている状態でかばうと、ほぼ如何なる状況でも耐えきることができます。
このため、再使用が十分狙える全体かばうとして非常に有用なものとなっています。
ただし、CTは7ターンと若干重いので使いどころの見極めが重要です。
3アビ アイル・ベット・マイ・ソウル
自分に不落の孤城効果
効果終了時に戦闘不能
◆光属性キャラから回復や強化アビリティを受けると効果時間を延長
ガイゼンボーガの目玉その1。
不落の孤城は「弱体効果無効/逆境効果/致死ダメージでも1耐える(いずれも消去不可)」という効果です。
これにより、使用すると5ターンの間不死身となり火力が上昇、弱体効果も完全にシャットアウトと自己バフとしてはかなり強力な部類に入ります。
ガイゼンボーガをガイゼンボーガたらしめているアビリティです。
ただし当然ながらリスクもあり、バフが切れると問答無用で戦闘不能となります。
バフが持続するのは5ターン・CTは15ターンなので、どうにかして10ターン以上味方からのアビ支援で効果時間を延ばす必要があります。
また、不死身とは言っても完全な不死身というわけではなく、一部の敵が使うフィールド効果「HP〇%以下で即死」には抗えません。
そのため、そのようなフィールド下で瀕死になると戦闘不能になるリスクがあります。
さらに支援によるバフ延長が必須という性質上、「経過ターンをランダムに1~3ターン進める」という攻撃は天敵です。
下手をするとほぼ何もできぬまま戦闘不能になります。
このため、敵によって向き・不向きが非常に激しいです。
奥義
ハルマステール・フィスト
光属性ダメージ(特大)
自分に天来効果
天来効果を付与する重要な奥義です。
この天来効果はスターによる天来効果とは違い、確定でトリプルアタック(被ダメ量はスターと同じ)となります。
が、天来は消去不可ではないため強化消去に滅法弱いです。
その上ガイゼンボーガは攻撃アップのバフこそあるものの、連撃バフの類は一切ないので天来が消されると一気に辛くなります。
天来は後述するクアドラプルアタックには必要不可欠のバフなので、場合によっては連撃あるいは奥義補助系のキャラやアビでサポートしつつ、極力隙間なく発動させていきたいところです。
サポアビ解説
闘争求む重鎧
奥義ゲージが溜まりにくいが通常攻撃の与ダメージが高い
◆鉄腕Lvに応じて効果UP
奥義ゲージ回収量が低くなる代わりに通常攻撃の与ダメが上がるサポアビです。
低いと言っても通常攻撃1回につき7%なので、コンスタントに連撃を重ねれば他のキャラと足並みを揃えることは十分できます。
与ダメージの上昇量は10%、さらに鉄腕レベル1つにつき5%アップと優秀です。
星の逆位置
サブメンバー時
光属性キャラが敵から受ける闇属性ダメージを最大10000に固定する
ガイゼンボーガの目玉その2。
サブに入れておくだけで、バハの破局やアバターのアークエネミーなどの即死ダメージを最大1万にまで抑えてくれます。
高難易度や初見攻略時の保険としてはうってつけです。
が、あくまで抑えられるのは闇属性の単発大ダメージなので、アバターのドゥームズデイや黒麒麟のスーパーローテーションなどの多段ダメージ系には無力です。
また、闇以外の大ダメージにも対応していないので要注意。
戦車の正位置
バトル登場時
自分に傾星の鎧拳効果(天来効果中必ずクアドラプルアタック/カウンター(被ダメージ/1回))
◆再発動不可
ガイゼンボーガの目玉その3。
メインメンバーの戦闘不能によってサブから出てきた場合に傾星の鎧拳という固有バフを携えて登場します。
この固有バフがかかった状態で天来効果が付与されると、グラブル史上初のクアドラプルアタック(4連撃のこと。以下QA)が可能となります。
このQAと与ダメアップを武器に火力を出し、できるだけ奥義頻度を上げQAをループさせるというのがガイゼンボーガの基本にしてベストな戦術です。
また、天来効果中のQAは確定なので、連撃デバフの影響を一切受けないのも大きな強み(と言っても3アビが発動していればデバフは無効ですが)。
以上のように、戦術的な観点からガイゼンボーガの根幹を支えるサポアビと言っても過言ではなく、メインで運用するのであれば必ず発動させたいところです。
相性のいいキャラ
というようにガイゼンボーガは強いっちゃ強いんですが、何も考えず運用すると(主に3アビと敵対心のせいで)割とあっけなく落ちてしまいます。
特に3アビは一度使ったら維持し続けなければならず、この維持がなかなかしんどいです。
なので3アビを維持しやすくしてくれるという点を重視しつつ、相性いいなと思ったキャラを挙げていきます。
リミジャンヌ
相性のいいキャラ筆頭。
奥義効果で全体化&即リキャストする2アビのTAバフ&ストレングスが極めて優秀です。
ジャンヌがコンスタントに奥義を打てればそれだけガイゼンボーガ3アビの延長が可能となります。
ただ、ジャンヌのサポアビ「ドレス・ラ・ピュセル(TA時追撃効果)」がクアドラプルアタックに対応していない点が非常に残念。
なんとかQAにも追撃が乗るようにしてもらえないでしょうか・・・。
リミノア
3アビの奥義バーストと相性がいいです。
これは奥義ゲージ100%アップではなく奥義即発動可能なので、奥義ゲージ回収量が低いガイゼンボーガでも即座に奥義が打てるようになります。
もちろんこれは強化アビリティ扱いなのでちゃんとバフも延長されます。
おまけにディスペルガードも持っているので、強化消去から天来を守ることも可能とまさに至れり尽くせりといった感じです。
ソフィア
5ターンのヒールと3ターンのクリアオールという短いスパンで打てる回復アビリティが魅力的。
更にリヴァイブも持っているので、仮にガイゼンボーガが落ちてしまっても(QAできなくなりますが)復活させることもできます。
奥義効果の高揚も地味にありがたいです。
まとめ
以上性能について長々と解説してきましたが、まとめると以下のようになります。
良い点
・全体かばうを搭載したタンク要員兼アタッカー
・純粋な殴り合いには滅法強い不死身の3アビ
・即死級ダメージを抑えるサポアビ
悪い点
・3アビ発動中は特定のフィールド効果やターンジャンプなどの搦め手に弱い
・3アビを維持するにはそれなりの支援が必要になる
・味方全体に及ぶバフや、これといったデバフを持っていない
おわりに
ということで、ガイゼンボーガの性能を解説してみました。
アビポチが多くなるので周回などの普段使いにはどうしても不向きですが、反面高難易度においてはいるといないとでは安定感がかなり違ってきます。
なので、高難易度を見据えるのであれば取得しても損はないのかなーと個人的には思います。
イベントproudや六竜など今後高難易度は間違いなく増えていきますしね。
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